弊社は木製ドア・木製サッシ業界内において、高付加価値製品の製造とプレゼンテーションは業界一だと自負しております。製品を規格化し、低単価にすれば受注量は増えるかもしれませんが私の想いは違います。
私の想いは大きく二つあります。
一つは、メーカーとしてモノづくりをしている以上、材質、技術、精度、知識、ノウハウ、経験、全てにおいて最高峰でいたい、最高峰になりたいという想いがあるのです。
弊社の一つ一つ時間がかかるモノづくりは、量産は出来ません。量産が出来ない分、高付加価値製品を造り、利益に繋げております。他社では出来ないこと、やるには時間と勇気が必要となるものこそ弊社の挑むモノづくりです。弊社が二つとして同じ製品を造ることはなく、全てがオーダーなのはそのような理由があるのです。
二つ目は、製品が出荷されてからを大切にしたいという想いです。
殆どのメーカーは製造のみのメーカーですが、私は製品が建物にどのようにして納まるかが一番大事だと考えています。建築家、デザイナーからのご依頼を多く承る弊社は、その打合せに一番時間が掛かるかもしれません。施工図面を何度も修正し、一年以上かけてお打ち合わせをする事もあります。そして実際に現場にて取り付けまで行うケースも増えてきました。弊社社員も現場をこなすごとに知識と経験を身に付け、確実に成長してきております。
私が描く弊社の未来は、ハイセンス、ハイレベルな建築思考の方々が、実現困難なアイディアをお持ちになった場合に、行きつく先が弊社であることです。そして現実困難なものを現実化するメーカーであるということです。弊社の様な零細企業が数で勝負しても先が見えています。技術力に特化し、困難なことを実現することにより対価を頂く、それが弊社の生きる道だと考えております。
代表取締役 朝日 信