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玄関ドアの取付現場を公開!
2022.10.21今回は玄関ドアの取り付け現場の紹介です。
両袖にガラスのある開戸の設置を行います。
まずは建物の躯体にドア枠をはめます。
レーザーと「さげふり」を使って水平、鉛直をしっかり出します。
この工程では水平、鉛直ともに真っ直ぐ取り付ける事が何よりも重要となります。
これが出来ていないと後で扉が閉まらなかったり、
閉めた時に隙間ができて、風が入ってきたりします。
ドア本来のパフォーマンスを発揮する為に一番大事な作業です。
枠が取り付いたらガラスを入れます。
ガラスが入るとだんだんドアっぽくなってきますよね。
そして次は扉を吊り込みます。
扉の上下左右は蝶番で調整して、適正な位置に固定します。
最後に養生シートをめくり、
傷がないかを確認します。現場監督にも確認してもらいます。
問題が無い事を確認した後に、
養生シートをしっかり貼り付けて傷が付かない様にします。
玄関は工事期間中に業者の出入りが多いので、
無傷でお客様に引き渡し出来る事を願い、
作業の終了となります。
今回は埼玉県での施工の依頼がありまして、
これを機会にシーティエスのドアの取付の流れをご紹介してみました。
そして、今回のドアは電気錠仕様の製品となります。
スマートキータイプで、鍵をポケットもしくはバッグに入れていれば
鍵を回さなくても施解錠出来るタイプです。
最近の車の鍵と同じタイプです。
木製玄関ドアのイメージだと優美性、意匠性、質感を重視されますが、
シーティエスではそれに加えて気密性、
そして時代に合わせた機能性も考えております。
お施主様からいただくご要望をかたちに、
そして納めてから使い勝手を楽しんでいただくため
スタッフ一同対応しております。シーティエスの木製玄関ドアのお問合せやご質問など
お気軽にお問合せください^^
こちらの製品紹介ページより一覧を見ることができますので
是非ご参考になれば幸いです。
<プロダクツページはこちら> -
弊社のスタッフ
2022.10.04久しぶりのブログの投稿に話題を何にしようかと考えてたら
弊社スタッフの姿が目に映ったので撮影してみました。

ちょうど反対側ではスタッフがドアの細かい仕上げの打ち合わせを行なっています。
シーティエスのブログを始めて、
そういえばスタッフの写真を掲載していないなあと思い撮影してみました。
私が言うのもなんですが、
ふと振り返ると現場スタッフと汗水を共に流して
様々なお客様のご要望にどう答えていくかを試行錯誤して今に至るかと思うと
感謝しかありません。
スタッフとは良くも悪くも家族同様のお付き合いをさせていただいております。
また、シーティエスでは現在、
製作・製造スタッフ並びに事務スタッフを募集しています。
是非、私たちと一緒に世界で一つだけのドアを作ってみませんか。
大切なのは「興味と情熱」。まったくの未経験でも問題ありません。
さりげなく求人特設ページを新たに作ってみましたのでご興味ある方は、
求人特設ページよりご連絡、エントリーをお待ちいたしております。
<求人特設ページはこちら> -
すべて異なるオーダー品。出荷の数々!
2022.09.15
おかげ様で、今年に入ってからは特に
様々な仕様の製品のご注文をいただいております。
通常とは反対に、お客様の方から"これを取付けてほしい"というような
ご要望・ご提案や、昨年に引き続き高さのある製品、門扉、枠を見せない納まり等々・・
製作のほうは混み合った状況が続いております。
納期は受注時点での工場の状況によりますが、
9/15現在、おおよそ「受注後3ヵ月」 となっております。
製品は量産しているものではなく、ご注文いただいたひとつひとつを
オーダーメイドで丁寧に製作しているため、
どうぞご理解の程、よろしくお願いいたします。
ここ最近出荷した製品を含め、
出荷前検査時の写真と合わせて一部ご紹介いたします☆
▽片開きドア
設計士様のご意向により、
本物の石をハンドルの取手に使用。
ハンドルメーカーとの耐久試験等を経て、当社に対応依頼のご注文をいただきました。
本物の石のため、写真以上に質感と存在感が嬉しいお品に。

▽片袖付き片開きドア
お施主様のご意向により、ここ近年
ハンドルメーカー;UNION でも人気の仕上げである
ユニヴェルダーク仕上げのハンドルをご選択。
アルミの無垢な素材感に、表面の特殊処理によって
独特な風合いを生み出した仕上げです。https://www.union-museum.com/uni-well

▽両開きドア
お施主様のご意向により、ビンテージのような
仕上げをご希望。
ピーラー材の浮作り仕上げにより、表面の凹凸、塗装ムラを表現。
鋲やヒンジを施し、アンティーク調に仕上げました。
▽S型(縦桟)引き違い戸
改築工事のご住宅に和風引戸をご採用いただきました。
桟の数や間隔はご自由に設定が可能です。
ガラスは、Low-E遮熱ガラスとスリガラスとのペアガラス仕様
塗装は、タヤシリーズのブラック色で
落ち着いた印象に。
▽E型(羽目板仕上げ)1本引戸袖ガラスなし(バーハンドル仕様・自閉装置なし)
向かい合った2棟の建物それぞれの入口に
タモ(浮作り仕上げ)の玄関引戸をご採用いただきました。
スチールに焼付塗装(黒)を施した、造作ロングハンドルを取付け、
高さDH 2690㎜程の重厚感たっぷりの迫力ある引戸です。
施主のM様は、ご家族でショールームにお越しくださり、
土地探しから、熱い想いと夢を持って建築計画に向き合っておられるのが
伝わってきました。
施主のM様は、とってもエネルギッシュで明るいお人柄。
その空気に気が付けばこちらが巻き込まれるほどでした。
▽両袖付き親子ドア(枠厚特別仕様)
こちらもタモ(浮作り仕上げ)材の製品。
リフォーム工事の玄関ドアにご採用いただきました。
室内側にスライド扉を取り付けしたいというご要望から、
枠の見込みを特別大きくとり、現場で入れれるよう加工しています。
枠の厚さが、存在感を作り出しています。
最後にこちらです。
▽両袖付き片開きドア(iEL電気錠)
袖ガラス側についているタテ枠を見せずに納めたいという
設計士様のご要望にお応えするべく、木のタテ枠をなくし、
自社施工にて納めました。
錠は、車のキーのようにIDキーを携帯した状態で
扉に付くリーダーをタッチすることによって開閉する、
iEL電気錠仕様。
* * * * *
ひとつひとつオーダーメイド製作しておりますが、
いただいたご要望通りに何でもそのまま製作している、ということとは
少し違います。
ご要望を満たすだけの受注ではなく、設計士、建築家、デザイナーの方々、
またはお施主様からいただくご要望と、
納めてから製品として性能や使い勝手はどうか 等
メーカーとしての目線とのバランスを取りながら、
既製品ではできないイメージのひとつひとつをカタチにしていきます。
まずはお気軽にご要望等、お聞かせください^^ -
3年ぶりに!「おわら風の盆」
2022.09.06日増しに夜が長くなる"長月"とも呼ばれる9月。
9月1日~3日の3日間、会社のあるここ富山市八尾町では、
300年以上続く伝統行事「おわら 風の盆」が行われました。
風害を沈めて今年の豊作を祈るこの伝統行事は、
胡弓、三味線、太鼓の音とおわら節の唄から成る、哀愁漂う音楽と
美しく艶やかな踊りが特徴的で、多くの方々を魅了してきたお祭りです。

毎年全国から25万人以上の見物客が訪れていたこのおわらも、
新型コロナウィルスの影響により、2020年から中止が続いていました。
が、今年ついに!!3年ぶりの開催となりました。
毎年欠かさず開催され、小さいころから慣れ親しんだおわら。
この3年間はやはり何だか寂しい気持ちでしたが、
八尾町が地元である私も、開催されると聞いただけで心が躍りました♪
規制、縮小をかけながらの開催であっても、
オンライン化がすすんだ今の時代であっても、
こういったお祭りや催しものなど
リアルな場や人との繋がりは、大切なものだなぁと感じます。易不易。変えていいものと変えてはならないもの。
ここ最近は、この変えていいものが目まぐるしく、
時代の流れがとても速く感じますが、
だからこそこれまで培われたものの上で、
自分自身アップデートしながら軽やかに生きていけたらなと
思う今日この頃でした。 -
◇ 夏季休業期間のご案内 ◇
2022.08.09
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら弊社では以下の期間中を
夏季休業期間とさせていただきます。
*夏季休業日 2022年8月11日(木)~8月15日(月)*
なお、8月16日(火)より通常業務を再開いたします。
上記休業期間中のメールによるお問合せにつきましては
随時受付しております。
8/16日(火)より順次対応させていただきますので、
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますよう
よろしくお願いいたします。
夏の風物詩と言えば花火!
コロナの影響でここ2年間程はどこも中止となっていた花火大会も、
今年は開催されているところもけっこうあるようですね。
今年見た大きな花火は、やはり夏を感じるには十分で、
久しぶりのそんな時間が嬉しく、感動した時間となりました。 -
冬は!氷見の寒ブリ!
2022.01.13
今年に入って、早2週間が経とうとしています。
富山では朝から雪が降り続いていますが、
寒い時期になると、こちらが旬となる
嬉しい時期でもあります。
富山県の氷見という地域には、「ひみ寒ブリ」という冬の味覚が
あることをご存じですか?
天然の生け簀である富山湾から水揚げされる極上の寒ブリです。
その味は衝撃的な美味しさ。
大量に食べると少し胃がもたれてしまうのではないかというほど
脂ののりがすごく、魚の脂が甘いんです。
ジャンクフードおいしい!と感じていた10代、20代では
あまり感じた記憶のなかった、この"天然もの"や"旬のもの"の
美味しさ!
意識を向けなくては当たり前となってしまいそうな
自然の恵みや、いただけることに改めて感謝しなくては・・・と
ブリを思い起こさせる雪を見て、ふっと思う
午後の一コマです。
いつの間にかお正月気分は過ぎ去って、
自然からの美味しさに感謝しつつ、
今日も仕事に励みます!
施工例アップしました☆
□ 玄関ドア N邸(和歌山県和歌山市)
□ 玄関引戸 A邸(東京都小金井市) -
新年のご挨拶
2022.01.01新年 明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。昨年は、一昨年に続いて新型コロナ感染症による影響を大きく受けた年でした。社会・経済的活動の制限はもとより、建築資材の原材料や木材価格の高騰が続いており、各メーカーも商品値上げに踏み切る形で対応されていく様子を
目の当たりにしてきました。当社でもこの「ウッドショック」によるコスト高の煽りを
大きく受けており、今後は企業努力でどこまで吸収できるか、また当社が求める品質の
材木の確保が課題となります。
ただこの不透明な環境の中で、これまでのところ堅調な業績を維持することが
できております。これもひとえにお取引を頂く皆々様のご支援の賜物と心より感謝いたしております。このような時代だからこそ、お客様にさらにご満足いただけるよう次の一歩、新しい取り組みや製品開発により一層取り組んで参る所存です。本年が皆様にとって実り多い1年となりますことを祈念いたしまして、年始のご挨拶とさせていただきます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年1月吉日シー・ティ・エス株式会社代表取締役 朝日 信 -
年末のご挨拶
2021.12.28本年も誠にありがとうございました。
皆さまにとって、今年はどのような年だったでしょうか。
弊社では、有難いことですが、
最後の最後まで、仕事が詰まった忙しい
仕事納めの日となりました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
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樹種の特長 ~米松ピーラー編~ ★☆メリークリスマス★☆
2021.12.25
クリスマスシーズンになると、街はクリスマス一色になり
なんだか楽しいムードが漂っていますね!
元来、"クリスマス"はイエス・キリストの誕生を記念する日とされています。
日本全体のクリスマスやクリスマスイブの過ごし方というのは
そのような宗教的な意味合いは持っておらず、
どういう流れでそうなっていったのかは分かりませんが、
家族や恋人とゆったり食事して過ごしたり、ケーキを食べたり、
朝起きたらプレゼントが届いていたりと
ある意味、日本独自のクリスマス文化というものがすでに
根づいている気さえします。
こちらは海外に住む友人達から送られてきた画像になりますが

本場のクリスマスは、ドラマの中でしか見たことのないような
びっくりするぐらいのプレゼントの量と美味しそうな食事。う、羨ましい・・✨
***
クリスマスツリーに使われる材料ではありませんが、
今回はこちらをご紹介いたします。
樹種;米松ピーラー
その名前から間違われることが多いように思います。
米松ピーラーは日本の"マツ"と同属ではなく、
トガサワラの属に類します。
米松の大径木で、非常にきめ細かい
目の詰まった良質な美しい材がとれる丸太を
"ピーラー"
と呼びます。
主に合板の表面材など、美しい化粧用の材料として使われる
材料である、米松ピーラー。
しかし当社では、化粧用や集成材の表面材として
使用するのではなく、
無垢のソリッド材として使用しています。
枠も一本ものです。
またこの良材の中でも、
セカンドグロスと言われる植林したピーラーではなく、
最高品質、樹齢400年~500年以上を有した
オールドグロス(高樹木原生林のことをいう)の
米松ピーラーを使用しております。
木の温かみと、趣溢れた柔らかな雰囲気を持つ米松ピーラー。
今、世界的に見ても大変貴重な材料で、
手に入れること自体困難になっているのが現状です。
年月を重ねたびっしりと詰まった年輪は、
何よりその年数を有したからこそ得られるものになります。
落ち着いた飛び抜けた美しさを持った材、
それが "米松ピーラー" です。 -
樹種の特長 ~ブラックウォルナット編~
2021.11.29「富山県って何が有名?」
県外の方からこんな質問をいただいたら、
寒ブリか白エビ、ブラックラーメン
または、黒部ダムか日本三霊山である立山連峰!
この辺りがおおよそ出てくる答えかもしれません。
お魚か自然か。
豊かさの基準は人それぞれですが、
都会のように派手派手しさはない場所ではあっても、
とても豊かさを感じるところだと感じています。
この時期の立山連峰は、特に美しく壮大です。
***
さて今回は、
世界三大銘木としても知られる高級材、
ブラックウォルナットをご紹介していきます。
ブラックウォルナットは、アメリカ東部に自生する
クルミ科属の落葉広葉樹になります。
そしてこのブラックウォルナットの最大の魅力は、
何と言っても紫色がかった暗褐色の深みある色調と
杢目の美しさです。
実は、丸太をカットした後はもともとその色調ではなく、
緑がかった茶色をしています。
カットした後、空気に触れた表面が徐々に
あの深みある紫を帯びた暗褐色に変わっていきます。
↓カットした後の表面
↓カットしてしばらく時間がたった表面
他の樹種に着色しても、再現が困難な色合いを持ち、
独特の気品を醸し出しています。
経年変化については、無垢材は使っていくうちにだんだんと
飴色に経年変化する材料が多い中で、ブラックウォルナットは
徐々に黒味、紫味が抜けて黄味がかった明るいまろやかな茶褐色へ
変化し落ち着きます。
厳しい寒さの中でゆっくり時間をかけて育つため、その分密度が高く、
木質はやや重厚で、材木自体も硬く粘りある材質で、
衝撃にも強く、耐久性に優れている特徴を持っています。
他の材木と比べても高級な材料ですが、希少性ある価値ある材料でもあります。
弊社では、「板目」材に比べ伸縮率が半分の「柾目」材を使用しています。
ラグジュアリーで上質な空間を演出してくれる
安定した重厚感と、落ち着きある高級感を併せ持つ材、
それが "ブラックウォルナット"です。
さて次回は、
幾重にも重なった年輪と整った美しい木肌、
木の温かみある表情が特徴的な、
"米松ピーラー材"についてご紹介いたします。
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