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スタッフブログ 2026年10月
  • 木のドアは季節でサイズが変わる?

    2026.10.05

    皆さんこんにちは。

    いつもスタッフブログをご覧いただき
    ありがとうございます。

    この度の千葉県を中心とする関東地方、
    富山県を中心とする北陸地方の記録的豪雨、
    台風により被害を受けられた皆さまに
    心よりお見舞い申し上げます。

    被災された地域の一日も早い復旧と、
    皆さまが心穏やかな日常を
    少しでも早く取り戻されますことを
    社員一同お祈り申し上げます。





    秋になり、少しずつ過ごしやすい日が
    増えてきました。

    一方で、この時期は台風や秋雨など、
    雨の多い日も少なくありません。

    雨や台風の影響で湿度が高くなると、
    私たちを取り巻く環境にも変化が生まれます。

    こうした気候の変化は、
    実は「木」とも深く関わっています。
    「木は湿気を吸う」と聞いたことがある方も
    多いのではないでしょうか。


    そこで今回は、

    「木製ドアは季節でサイズが変わる?」

    そんな素朴な疑問から、
    無垢材が持つ性質についてご紹介したいと思います。


    木は、湿度に合わせて、ほんの少し動きます。
    木材は、周囲の湿度に応じて
    空気中の水分を取り込んだり、
    放出したりする性質があります。

    湿度が高くなれば水分を吸収し、
    乾燥すると水分を放出する。

    その変化に伴って、木材もほんのわずかに膨張したり、
    収縮したりします。

    自然の中で長い年月をかけて育ってきた木だからこそ
    住まいの中でも周囲の環境に合わせて、
    わずかに変化しているのです。


    では、季節が変わるとドアが大きくなる?

    ここで気になるのが、
    「湿気を吸った無垢材のドアが大きくなり、
    閉まりにくくなるのでは?」

    ということではないでしょうか。


    ご安心ください。
    無垢材のドアが、季節が変わるたびに
    目に見えて大きくなったり、
    小さくなったりするわけではありません。

    木材の膨張・収縮は、木の種類や木目、
    含まれている水分量、
    周囲の温度や湿度など、
    さまざまな条件によって変わります。

    そのため、無垢材を建具として使用する際には、
    こうした木の性質を理解したうえで、
    素材の選定や乾燥、加工などを行うことが大切です。


    「木が動く」からこそ、
    職人の技術が生きる

    無垢材は、同じ樹種であっても、
    育った環境や木の部位、木目の方向などによって、
    それぞれ異なる性質を持っています。

    だからこそ、無垢材を使ったドアづくりでは、
    木を単なる「材料」として扱うのではなく、
    その性質を見極めながら
    加工していくことが欠かせません。


    どの木を選ぶのか。

    どのような向きで使うのか。

    どのように加工し、組み上げるのか。

    自然素材だからこそ、一つひとつの工程に
    職人の経験と技術が求められます。

    美しい木目も、色合いも、節の表情も、
    一枚として同じものはありません。

    そして、ほんのわずかに
    環境に合わせて変化するという性質もまた、
    木という自然素材ならではの特徴です。


    私たちは素材一つひとつの個性と向き合い、
    その魅力を最大限に引き出すことを大切にしています。

    長く暮らす住まいの入口に、
    自然素材ならではの美しさを。

    季節の移ろいとともに、
    木の表情を感じていただけることも、
    無垢材のドアが持つ魅力の一つなのかもしれません。

    10(玄関ドア)テラジマアーキテクツ 山田邸.jpg

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